横浜の日本版・シルクロード~絹の道資料館
平成二年春、入母屋の屋根、石垣、塀などを復元、資料館として開館、資料館は当時の生糸商人の財力の大きさをうかがわせます。
館内の展示は、「絹の道物語」をテーマにしています。「養蚕の発達」「生糸商人の成長」「黒船来航と鑓水」「世界へつながる絹の道」「生糸貿易」「横浜生糸商人と鑓水商人」「西洋文明の道」などに分けて、横浜と鑓水をつないだ絹の道を解説しています。
また欧米人との貿易を通じて、鑓水にも西洋文明が取り入れられて、ランプやマッチといった生活用具をはじめ、横浜で発行される新聞、雑誌、自由思想やキリスト教の布教までが絹の道をたどって近在の村々へ伝えられました。
資料の中には、外国人との会話のために勉強したと思われる「英語ノート」などもあって、当時の村の雰囲気をしのばせます。
絹の道途中の原町田は、生糸をはじめ諸物資の集散地で栄えたところです。
小田急線町田駅東口に、「絹の道」「此方・はちおうじ」「此方・よこはま」と刻んだ道標が建てられています。