国際的な食糧問題 4
インフレが勢いを増すとともbこ、インフレ期待感が物価を上昇させました。
雇用情勢に関する情報はいまだ不完全です。
失業は多くの国で悪化し、前例のない水準に達しています。
比較的高い経済成長を示しているアジアの国では、失業率を下げることに成功したものと見られます。
しかし、アフリカおよび特に中南米諸国においては、1983年を通じて失業率は上昇を続けました。
これらの国では都市部の失業は警戒水準に達しています。
開発途上国において急速な経済成長が早期に回復する見通しは暗いものです。
先進工業国で現在進行中の景気回復および1984年~85年に予想されている世界貿易の回復は開発途上国の輸出拡大に大きく寄与するとは思われませんでした。
石油生産がGDPの大きいシェアーを占めている国は、先進工業国の景気回復によって、これまで4年間にわたり急激に低下した石油消費と輸入が若干増大するので、同景気回復の恩恵を受けるでしょう。
従って、このような開発途上国のGDPは1984年~1985年には年間約4%上昇しました。
石油生産のわずかな拡大でもこれらの国の非石油部門に力強い回復をもたらすものとみられます。